札幌のフランス料理の水準というのが、かなり凄い。
コートドール、バエレンタル、ちょっと離れているが洞爺のミシェルブラ。
この3つを中心に、そこで育った新しい世代の店が次に控えている。
シェフにとって、食材の魅力は大きいだろうが、やりがいという意味だとどうなんだろう。そして、こうした店を支える客っていうのはいったいどういう人なんだろうとつくづく考えてしまう。
ひらまつの場合は結構わかりやすく、ドライビングフォースはウェディング。
ブラの場合は、洞爺ウィンザーという箱の中で考えざるを得ないのだろう。(日帰りランチなら可能だろうが、宿泊なしのディナーはかなり非現実的)
で、コートドールであるが、これが難しい。東京にも絶大なるファンがひしめいているが、週一で伺えるわけもなく、所詮応援団くらいの役割しか果たせないだろう。「奥様族」という人もいるが、ランチ以外はあまりみないし。やはり「わ○○○も」の力なんでしょうかね。