1年ぶり以上でイタ土に復活。
というか、今クールで美術出版はワインスクール事業を止めるらしい。
もったいないなぁ。(せっかく建物も建てたのに...)
最初と最後はちゃんと出ましょう!ということで、今クールはついに復帰することにした。
いつものメンバーで、この連帯感というのも凄いなと思ってしまう。
さて。
今回のお題は、シチリアの白。
一般的にはマルサラワイン(所謂チキンソテーとかのソースに使っている酒精強化したやつ)らしいが、エトナワインやらZibibboやら、いろいろ面白いものがあることに驚く。
ほんと、土着品種というのは面白い。
で、一番面白かったのが、このZibibbo。シチリアより南西(要するにアフリカ寄り)にある小島パンテッレリーアで作られている陰干しブドウのワイン。(上の写真の右から2つ目)
その中でも、最右翼だとおもうのだけど、Giotto Bini。これは変。
われわれは、変態ヲヤジワインなんて呼んでいたけど、素敵すぎ。いわば、宮古島みたいなところで、ワイン造ってるわけだけど、Bini氏自身はミラノに住んでいる建築家らしい。宮古島もどきで、スペイン産のアンフォーラ(素焼きの壷)を使って造っているワインは、ものすごく繊細な香りだし、しかも甘くないという、ちょっとびっくりな感じのワイン。私は、いちぢくのサラダに合うと感じた。
野村ユニソン(ワインのインポータ)恐るべし!
野村ユニソンで買える。
SERRAGGHIA BIANCO (11000円、高い!)
ジビッボ種(モスカート種)
株仕立てですんごいプリミティブな農法から、こんな素敵なワインが生まれるなんて!
ほんと、世の中には知らないことがたくさんあるものだ!